Think clearlyを読んで学んだ5つのこと

今回は、最近話題の
ロルフ・ドベリさんの
『Think clearly』という本を読んでみました。

この中で特に印象的で自分の学びになったことを書いています。



1章.
考えるより、行動しよう

考える方が、リスクも無く、楽だ。
しかし、行動しないと何も得られない。
行動して、失敗しても、経験という資産が残る。
1章でもっとも重要だと感じたのは
考えているだけではよい人生は手に入らない
ということだ。

リスクを背負わず、成功することはない。
そして、リスクを背負うことで状況を変えることができる。




7章.
好ましくない現実こそ受け入れよう

決断をするときには、想定できること、思考の過程、結果など、頭に浮かんだことを書き留めておく。
失敗して、その失敗の原因を突き止めるごとに、あなたの人生は向上する。


1度した失敗は、2度はしないよう心がけるように。
失敗する回数が減れば、成功は近づく。




13章.
ものごとを全体的にとらえよう

フォーカシングイリュージョンに惑わされない。(メモ参照)


悪いところだけでなく、全体をみて判断する。
この考え方は、人生のあらゆる面で通用するだろう。




21章.
目標を立てよう

現実的な目標を立てることによって、
幸福度が増す可能性があがる。
その目標は曖昧な方が、達成出来たと思うことができる。


自分の人生について、良く考え、どうなりたいかイメージをたてること。




30章.
不要な心配ごとを避けよう

人間は、慢性的な不安を抱えてしまうと、間違った決断をしやすくなり、病気にかかる可能性も高くなる。
だが、頭の中で考える心配ごとのほとんどは、現実には起こらない。

不安に対する対処法
・心配ごとメモを毎日記入し、週末に見返して、常に考えてしまっている心配ごとを、あえてじっくり考えてみる。
・保険をかける。
・「仕事」に精神を集中させる。



この本を読んでみて、自分の考え方の幅が広がった。自分の考え方しだいで、幸福度を上げることも下げることも出来ると知ることができた。

また、自分に悪い影響を与えるものは徹底的に省いて、良い影響を与えるものに近づいていくということも考えさせられた。


Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法


【⠀メモ 】
「計画そのものに価値はない。計画し続けることに意味があるのだ」
ドワイト・アイゼンハワー


失った時間とお金は取り戻せないが、
起きた出来事の解釈の仕方を帰ることはできる。


「すばらしい何かが見つかる機会なんて、
そうそうあるものじゃない。だから、頼みごとの90%を断ったとしても、チャンスを逃したことになんて、まずならない。」
マンガー


感情は、飛んで来ては去っていく鳥のようなもの


フォーカシングイリュージョンとは、
「特定のことについて集中して考えているあいだは、それが人生の重要な要素のように思えても、実際にはあなたが思うほど重要なことでもなんでもない」
という錯覚を表す言葉

ピーク・エンドの法則
物事のピークとエンド(最後)が記憶に残りやすい。