ぽき読書『1分で話せ』伊藤洋一

今回は、伊藤洋一さんの『1分で話せ』という本を紹介します。

(実際に実践してみた結果は最後に記載してあります。)

オススメ度:★★★★☆


この本を、読んで人前で話す意識で
変わったのは、難しく考えすぎずシンプルに
話すことが大切だということ。

この本をおすすめしたい人

・人に何かを伝えるのが苦手な人
・プレゼンや人前で話すのが苦手な人
・自己紹介などの多い新入社員の方
・営業で商品を上手くアピールしたい人


人前で話すのが苦手な方は
事実と自分の意見を羅列しているだけで、
全体的にだらだらと話していませんか?

そうならないために、本書では
「1分間で話せ」ということを
紹介してあります。

私が印象的だったのは
「人は相手の話を80%聞いていない」
ということです。

なので少しでも、相手の頭に話を残し、
動いてもらう方法。
それが、「1分で話を組み立て、伝える」という方法です。


人に何かを伝えるとき、
「そもそも自分は何のためにここにいるのか?何のためにプレゼンをするのか?」
を意識して話をする。
当たり前のようだけれども、
案外見落としがちな部分です。

また、企画を通したい場合は

「これは売れます。だからやりましょう。」

が正解で、プレゼンは相手に動いてもらうことがゴールだから、動いてもらう方向を伝えることが大切ということも詳しく書いてあります。

プレゼンの組み立てでは
以下のようなテクニックを紹介してあります。

・相手に説明するときの、根拠は3つがおすすめ。

・いらない言葉を極力省く。

・カタカナをあまり使わない。(簡単な言葉を使う)

・自分が頑張ったことは話さない。

「超一言」を入れるだけで、何年経っても、聴衆に話を覚えていてもらえる。


実際に人前で話す時の4つのポイント

1.視線:しっかり聞き手を見る

2.手振り:多少、動きをつける

3.声:「相手と対話するように」声を届ける

4.間合い:話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間をとってみる


この本は多くの人にオススメ出来ます。
この本を読んでノウハウを実行して、
人に「凄いプレゼン」だったと
言われているところを想像してみてください。

この本を読んで、練習をすれば
必ず、実現できます。
 


実際に、私も新入社員の自己紹介で
会社の上司の方に一目おかれるような
経験をすることができました。
新入社員の方は特に、第一印象が大切なので
「しっかりしているな!」
と思われるくらいの自己紹介をしてみてください。


今回紹介した本


1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術