文系大学生の僕が独学で基本情報技術者試験に合格した方法

今回は、エンジニアやIT業界で、
必要な資格である基本情報技術者試験
勉強法について、書いていきたいと思います。

勉強法は色々あると思いますが、
ここでは、独学で資格を取ることについて説明します。
ITパスポートという資格を取ってから、
基本情報技術者試験を受けた方が良いという
意見もあると思いますが、僕も、いきなり基本情報技術者試験を受けたので、勉強さえしていれば、ITパスポートは必要ないです。

基本情報技術者試験は、午前と午後の2つの試験があります。

午前の試験では、80問あり、全て4択の選択問題です。単語の詳しい意味などを理解しておく必要があります。

午後の試験では、専門的な内容を問われ、
実技能力が必要です。


どちらの試験でも、6割以上を取ることが
合格ラインとなります。
つまり、午前で100点をとっても、午後で59点以下だったら、不合格になるということです。
合格率は、約20~30%です。合格率が低く、多少、難易度の高い試験と思います。

ちなみに、試験は1年に、春(4月)と秋(10月)の2回あります。

午前の試験対策
それでは、これから午前の試験の勉強法について、見ていきましょう。
午前の試験では、80問あることから分かるように、1問にはそこまで時間のかかる問題は少ないです。
基本は単語の意味を覚えていくのが、最優先にすべきことだと思います。また、計算問題もあるので、計算の仕方を理解しましょう。
社会人の方は、まとめて勉強する時間が少ないと思うので、出来るだけスキマ時間で、勉強できるようにして、毎日問題にあたることが大切です。
そこで、基本情報技術者試験ドットコム
https://www.fe-siken.com/s/
というサイトがオススメです。
過去問題が10年分以上あり、さらに解説も載っています。
そして選択肢を選択すると正誤も表示されます。

僕は、最初、参考書を買って勉強していましたが、参考書を持ち歩くのも大変だし、その参考書が自分に合っていなかったこともあり、途中からこのサイトを使い勉強していました。

まず、何回分か過去問題を解きます。その時、間違った問題の解説をノートにまとめるか、
スクリーンショットして、自分のアルバムを作ると復習しやすいと思います。始めは、ほとんどの問題を写さないといけないと思いますが、
回数を重ねるうちに、少なくなっていくはずです。ちなみに、午前の試験では4割くらいは、過去問題からそのまま試験に出題されます。
なので過去問題をどんどん繰り返し、解いてどんどん復習することが大切です。問題を解くのも、復習するのも10問ずつなど区切ってしたら、移動時間や休憩時間などスキマ時間で
勉強することが出来ます。


午後の試験対策
続いて、午後の試験の勉強法について見ていきましょう。
午後の試験では、午前の試験のように、移動時間などで解くのは、少し難しいと思うので、少し時間に余裕のある時に、勉強することがオススメです。
まず、午前の勉強をある程度してから、
午後の過去問題をするのが良いと思います。
午前を勉強する前に、午後を勉強してしまうと、分からない単語があったり、かなり効率が悪くなってしまいます。
そして、午後の問題では、とにかく間違っても解説を読んで、なぜその答えになるのか理解することが、とても大切になります。


また、午後の試験では選択できる問題があり

問1 情報セキュリティ 必須
問2~問7 6問中4問選択
問8 アルゴリズム必須
問9~問13 5問中1問選択

という風になっていて、
問1~問7までは各12点
問8~問13までは各20点あります。

問2~問7までの選択は
一通り解いてみて、自分の点数がとれそうな
問を選択して、勉強をしていけば良いと思います。

問9~問13までの選択は
表計算がオススメです。
Excelに似ているので、選択する中では
1番理解しやすいと思います。



勉強するにあたり、
午前は参考書を買う必要は特に無いと
思いますが、午後はあった方が便利かもしれません。
もし意地でも参考書を買いたくない!
という人は、過去問題を解く中でわからない問題は、解説を出しているサイトがいくつかあるので、それを参考にするのも良いと思います。




基本情報技術者試験は、常日頃からパソコンを扱って仕事をしていて、知識が豊富であれば、
少し努力して勉強すれば、取得することが可能と思います。しかし、そうではない人は、とても難しい試験になると思います。なので、出来るだけ多く、試験勉強に時間を当てるようにしてください。バスや電車などの移動時間にも、スマホ1つあれば、いつでもどこでも勉強することは可能なので、頑張っていきましょう。

最後に、多くのサイトで、3ヶ月勉強すれば取れるというような投稿がありますが、これはプログラミングの経験者であったり、ITパスポートを取っていたりする人も含まれているので、
本気で資格が欲しい人は、
「何ヶ月勉強しよう」
という意識ではなく、
「今すぐに勉強しよう!」
くらいの意識で勉強しましょう。